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ふっくらしていてほんのりあまく香る炊きたての白米は、日本人のソウルフード。
そのはじまりは、お殿様のたべる豪華な数々の料理の中のひとつ、お寿司の「銀シャリ」です。
そもそも、日本人は収穫した稲からもみ殻やヌカをとりはずさない「玄米」をその他の雑穀とともに主食としてたべていました。
おいしさを追求したお殿様むけの料理「お寿司」をつくるとき、ネタにしっくりあうように考えて生まれたのが白米だったのです。
一般庶民は真っ白くてあまい白米にあこがれをつのらせて、「銀シャリを毎日たべた〜い」と願ううちに、見事、お米が充分手に入るようになったとき、白米が日本人の主食となりました。
ちなみに、「銀シャリ」考案者は、お米が酸化しやすくなってしまうからと、酸化をふせぐ酢をまぜこんで酢めしにしたともいわれています。
お殿様が食べる料理のひとつだったお寿司の「銀シャリ」が主食になったことで、問題点がでてきました。
お米のヌカや殻にふくまれているビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維などを捨ててしまうので、おかずが粗末だった一般庶民はビタミン不足で脚気になるひとが続出してしまいました。
ということで、ナチュライフ的には、ナチュラルでヘルシーな玄米がカンタンに栄養バランスがとれるオススメ食材ですが、お寿司などのように白米で完成する料理やどうしても白米にあうおかず、というのもやっぱりあるとおもいます。
白米をたべるときは、お米の糖をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1をふくむ食材をおかずに取り入れると、せっかくとった栄養分をカラダのために効率的につかえますね。
また、胃腸の具合が悪いとき、玄米の食物繊維が消化をさまたげて、負担になることもあるので、体調のわるいときの白米でつくったお粥はとても理にかなっています。
中庸
88
精米して殻をはずしてしまった白米は、酸化しやすい状態です。
食べる分を小単位でこまめに購入して、酸素にふれないように密閉容器で保管するのがオススメです。
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エネルギー |
168kcal |
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たんぱく質 |
2.5g |
脂質 |
0.3g |
炭水化物 |
37.1g |
カリウム |
29mg |
カルシウム |
90mg |
マグネシウム |
100mg |
リン |
190mg |
鉄 |
3.3mg |
亜鉛 |
1.9mg |
ビタミンB1 |
0.02mg |
食物繊維 |
0.3g |