納豆


ゆでた大豆を発酵させた納豆は、味覚が大人になるにつれておいしく感じる食材ナンバーワン(多分)。

「畑の肉」といわれるほどタンパク質がぎっしりつまった大豆に、うまみ成分のアミノ酸、腸の調子をととのえる乳酸菌や抗酸化の酵素など、発酵させることでえられるものがたくさんあります。


相性のいい食材・調理方法

納豆のネバネバはムチンというアミノ酸。
納豆をぐるぐるかきまぜることで、大豆のタンパク質から分解されたアミノ酸が大豆の外へ出てきます。
つまり、よーくかきまぜてネバネバを出せば出すほど、うまみたっぷりの納豆になるということ。
うまみ成分をまとった納豆は、塩分なしでも意外といけます。

そのまま食べたり、焼いたり、揚げ物にしたり、納豆メインの料理ももちろん、豊富なうまみ成分を目当てに、炒めものにまぜたり、スープにいれるとコクがでます。

ただ、納豆の酵素「ナットウキナーゼ」は75度以上で死んでしまうので、できあがった料理にトッピングする方法がベストです。


【極陰 陰 中庸 陽 極陽】

中庸

GI値

30

成分

  • 大豆タンパク質:コレステロール低下作用
  • リノール酸:コレステロール低下作用
  • リジン(アミノ酸)
  • ムチン
  • イソフラボン
  • ダイズサポニン
  • ナットウキナーゼ


レシピ

根野菜と納豆のぽかぽかキーマカレー
トリプル大豆のみそ汁


栄養成分表(100gあたり)

エネルギー

200kcal

たんぱく質

16.5g

脂質

10.0g

炭水化物

12.1g

カリウム

660mg

カルシウム

90mg

マグネシウム

100mg

リン

190mg

3.3mg

亜鉛

1.9mg

ビタミンK

600μg

ビタミンB1

0.07mg

食物繊維

6.7g


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