ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質の代謝に関係するビタミン。
甘いものやお酒がすきな人は、糖を代謝するのにより多くのビタミンB1が必要です

白米に梅干の「日の丸弁当」が精一杯だった江戸時代や戦時中にはやった「脚気」は、ビタミンB1不足で発症する病気。

ビタミンB1はお米を精製する前の玄米には充分ふくまれているのですが、白米になる過程で、殻やヌカといっしょになくなってしまったのです。

おかずが手に入らない時代でも、ごはんを精米せずに玄米をたべていれば脚気を防げたかもしれないですね〜




作用

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに必要な補酵素です。



効果的な摂取方法

ビタミンB1はアリシンと一緒に摂ると効率よくはたらくので、ビタミンB1豊富な納豆にアリシンをふくむネギを薬味にいれるベーシックな納豆の食べ方がすでに理にかなっています。

また、ビタミンB群はそれぞれのビタミンをまんべんなくとることで、相乗効果があります。


1日の目安

男性:1.4mg
女性:1.1mg

欠乏症

食欲不振
手足のしびれ
脚気


過剰症

なし


食材

  • 玄米:ビタミンB1、B2などビタミンB群の宝庫
    玄米をお茶碗にかるく1杯(200g)で、1日に必要なビタミンB1の1/3〜1/4がとれます


関連情報

ビタミンB群