ビオチン

ビオチンは赤血球をつくったり、脳の神経伝達をたすけるなど、重要な役割がありながら、1日に必要な量はほんのすこしだけで、たとえば、レバーならたった5gたべるだけでOK。



作用

ビオチンは、次のような仕事をしています。

  1. 糖質、脂質、タンパク質の代謝
  2. ヒスタミンの生成を抑制して、アレルギー症状の改善


効果的な摂取方法

ビオチンは幅広い食材にふくまれている上に、熱や光、酸などにつよいので、煮たり焼いたり煮込んだり、調理方法もえらばないので、ふつうの食事で充分必要な量がとれます。
さらに腸内の微生物もビオチンを生成します。

また、ビタミンB群はそれぞれのビタミンをまんべんなくとることで、相乗効果があります。


1日の摂取目安

45μg

欠乏症

  • 皮膚炎
  • 食欲不振
  • 脱毛


過剰症

なし


食材

  • 玄米:ビタミンB1、B2などビタミンB群の宝庫
    玄米をお茶碗にかるく1杯(200g)で、1日に必要なビタミンB1の1/3〜1/4がとれます
  • レバー
  • カキ
  • サンマ
  • アサリ
  • 納豆:ビタミンB1、B2などビタミンB群の宝庫


関連情報

ビタミンB群