パントテン酸

パントテン酸は、そば粉や玄米などの穀類や葉の野菜、さまざまな果物、魚介類、肉類など、ほとんどの食材にふくまれています。



作用

パントテン酸は、次のような仕事をしています。

  1. 糖質、脂質、タンパク質をエネルギーにかえるときのサポート
  2. 善玉コレステロールを増やす
  3. 副腎皮質ホルモンを合成する
  4. 神経伝達物質を合成する
  5. 免疫抗体をつくる


効果的な摂取方法

パントテン酸は、ふくまれる食材が幅広いので、ふつうに食事をとっていれば、自然に必要な量をとれるようになっています。

ただ、熱と酸によわいので、ささっと炒めたり、ゆでたりくらいの単純な料理の方が、パンテント酸を上手にとることができます。

また、ビタミンB群はそれぞれのビタミンをまんべんなくとることで、相乗効果があります。


1日の摂取目安

4mg

欠乏症

  • 頭痛
  • 疲労


過剰症

なし


食材

  • 玄米:ビタミンB1、B2などビタミンB群の宝庫
    玄米をお茶碗にかるく1杯(200g)で、1日に必要なビタミンB1の1/3〜1/4がとれます
  • レバー
  • カキ
  • サンマ
  • アサリ
  • 納豆:ビタミンB1、B2などビタミンB群の宝庫


関連情報

ビタミンB群