種まきから20日目ぐらいで収穫できる、ということで「二十日大根」という日本名がついたラディッシュ。
「二十日大根」といっても、20日で収穫できるのは春から夏にかけて。
秋やさむい時期は大根が大きくなるまで30日から50日かかっても異常じゃありません!
ラディッシュは、ニンジンやトマトなど他の野菜にくらべて発芽温度が低いので、
本格的な寒さがないうちはず〜っと栽培できます。
根の部分はコロンとしたカタチや真っ赤な色、小ささも、サラダのアクセントにぴったり。
意外に味もしっかりしています。
葉っぱはおひたしや炒め物に♪
1. 種まき
有機土をプランターにたっぷり入れます。大根系は根っこが下にのびるので、15cmの深さがあるのが理想です。種をまくときは、ホントは筋状にまいて、発芽してから間引きするのですが、わたしは間引き作業がめんどくさくて大嫌い!なので、筋蒔きせずに、最初から種をひとつひとつ5cm間隔でまきます。あとは発芽するまで「芽がでろ〜、芽が出ろ〜」と念じながら、毎日水を与えましょう!
2. 発芽しました♪
ある日突然、いっせいに発芽します。ラディッシュの発芽温度はかなり低くて、霜さえおりなければかなりの確率で発芽します。ちなみに筋蒔きしたときはここで1回目の間引き。ちょっとした貝割れ大根でおいしいのですが、芽がからみあって超タイヘンです。
3. 本葉出現!
貝割れのふたばの間から本葉が出現!
4. ダイコンらしくなってきました♪
いつのまにか葉っぱがダイコンらしくなってきました。混んでいるときは、間引き。ここでの間引きは手間がかからないのでわたしでも大丈夫。間引くときは、まっすぐすっと立っている株をのこします。ぐらついている場合はまわりの土を寄せて盛り上げ、固定します。
5. わっさ〜
5cm間隔でも、葉っぱが成長するとこんな感じにわっさ〜となります。ちなみに、ラディッシュのわっさ〜となった葉は、野菜としてもおいしいので、虫たちにもねらわれやすいで要注意。木酢液で予防です!
6. ラディッシュができてる♪
根元から赤いラディッシュが顔をだしてきたら、そろそろ収穫時期を見定めます。「大きくしてやろう!」とがんばりすぎると実にスがはいってしまったり、割れたりいいことありません・・・
7. いよいよ収穫♪
水をあげる以外はまさにほったらかしで、ここまでリッパにそだってくれたラディッシュ。ほんとにカンタンです。
3月〜11月ごろまで。
ちょっと寒いぐらいならぜんぜん大丈夫。
あたたかい時期なら種まきから20〜30日くらいで収穫できます。
さむい時は、種まきから30〜60日はみっちりかかります。
ちょっと家をあけている間、お水をあげられなかった数日、ラディッシュにはきつかったみたいで、パックリいってしまいました。
いったいなんの目的なのかわかりませんが、犯人はカイガラムシというやつらしいです。
ベランダにいるはずのないナメクジに食べられてしまったラディッシュ。どうやら買った土に卵がまぎれていたようです。ナメクジは虫のようなつよいアゴがないので、やわらかい花びらやおいしい野菜の実の部分だけを食べます。
ちなみに、ナメクジはオスメスがないけれど1匹だと卵をうみません。
そしてなぜか2匹以上になると、両方が卵とうみます・・・。
こんな透明のたまごをみつけたら、チビが生まれてくる前にさっととってしまいます。(根元や、プランターとの隙間がキケン地域です)