人間にとっておいしい野菜は、虫にとってもおいしいにきまっています。
せっかく茂った葉っぱや、そろそろ食べごろだなぁ〜と楽しみにしていたころの実などを虫たちに見つかってしまうと、収穫前にたべられてしまうことがよくあります。
また、最近の野菜や果物は、おいしさ重視で品種改良されているせいで、野生種よりも病気になりやすいということもあるみたいです。
そんな虫や病気をおいしい野菜から気をそらせるために植えるのが「コンパニオンプランツ」です。
「コンパニオンプランツ」と一緒に植えた野菜が病気になりにくかったり、虫がよってこないという性質をもっていて、たとえば、マリーゴールドなどの花やハーブ、いろんな植物が「コンパニオンプランツ」として活躍中です。
とくにヨーロッパでは古くから「コンパニオンプランツ」を上手に利用しているそう。
チャービル+レタス
赤ちゃんの手のひらのような小さなかわいい葉っぱのハーブ「チャービル」は、観葉植物としてもOKなくらいの見かけのかわいさだけじゃなく、食べておいしく、さらにはレタスのコンパニオンプランツでもあります! |
バジル+トマト
比較的そだてやすいトマトですが、アブラムシがついたり、病気になったり、実がなかなかならなかったり、ちょっとしたトラブルもあります。 |
ローマンカモミール VS アブラムシ
「ローマンカモミール」は、不思議なことに、なんのヘンテツもない針状でみどり色の葉からりんごのあまい香りがするハーブです。 |